両親のモーニング&留袖試着/家族の立場で結婚式①

こんにちは、ウェディング ナビゲーターの清水です。

私の弟が秋に結婚式を控えて準備中です。
家族として結婚式に関わると、プランナーとして関わるのとはまた違う視点、想いが見えてきます。
気付きもたくさんあったので、シェアしていきますね。

今回は両親の衣裳選びについて。
親族のみのこじんまりとしたウェディングではありますが、
両家の相談の結果、父親はモーニング、母親は留袖を着ることに。
先日の帰省の折、いつもお世話になっている「innocentry」のショップで、両親が試着をさせてもらいました。

モーニングはサイズ感が命

まずは父のモーニングから。
父は小柄なのですが、最近はお腹回りが立派になっていて、前もってショップに伝えたサイズではブカブカ感が……。
腰回りのアジャスターを見るとまだ余裕があったので、ズボンは2サイズ下げてもらい、スリムなものに。
ジャケットも肩まわりがいかにも大きく見えてしまっていたので、1サイズ下げることになりました。

男性の衣裳は身長とウェストを基準にサイズを見つくろってもらいますが、
その人の体系によって適したサイズは異なるので、スタイリストさんにサイズを調整してもらいながら選ぶといいでしょう。
(上下別のサイズでもレンタルは可能です)

特にお父様世代は、お腹が大きい方もいれば、細い方もいて、体系の違いはご新郎世代の比ではありません。
ゆとりのあるサイズで着てしまうとまさに「借りてきた背広」「七五三状態」になってしまいます。
最近はモーニングも細身のものが流行しており、逆にゆったりとした感じは少々野暮ったく見えてしまうんです。
特にフォーマルは、ぴったりとしたサイズ感で着るのがセオリー。
ご新郎のお父様は締めのご挨拶、ご新婦のお父様は娘とバージンロードを一緒に歩く、という大切なシーンでゲストの前に立ちますから、
よりスマートな印象になるサイズを選ぶのがいいですよね。

留袖は若々しさ重視で

続いて母の留袖です。
試着の予約時に柄の好みも聞かれており、スタイリストさんがその情報を基にいくつか留袖を出して待っていてくれました。
その中から、母が最もいいと思った柄を最初に試着させてもらい、あっさり「これで決める」と言っていました。

私も着物が好きなので、出してくれていた留袖をあれこれ眺めていたのですが、
一見、とても地味に見えるけれどモダンな柄行きの留袖があり、個人的にはそれがとても気になったんですね。
ショップ的にも万人受けではないのを承知で仕入れたものだそうで、留袖の柄としては個性的な印象。
でも、母もその柄に興味は持っていたので、せっかくだから着せてもらおう、ということに。

そうしたら、最初に着たものよりもぐっとすっきりと若々しく見える!
最初の留袖よりも、この留袖のほうが母の表情もぱっと明るくなりました。
わかっていたつもりでしたが、着物は実際に着てみないとわからない、ということを改めて実感しました。

母は仕立ての仕事をしていた経験もあり、着物の柄もいろいろ目にしているほうなので、
逆にその先入観で無難なものをチョイスしたのだと思います。
年齢とか立場を考えたというのもあるでしょうし、私も無難でいいんじゃないかと考えていました。
しかし、よく考えたら、レンタルなんだからちょっと冒険してみてもいい。
立場的にやり過ぎは禁物ですが、楽しむことは大事です。

お母様も何かとゲストの目に留まります。
プロに着付けやヘアセット、メイクもしてもらったりと、正装で臨む特別な日。
親にとっても結婚式は晴れ舞台なんです。
地味とか無難という方向に行くのではなく、晴れの日にふさわしい、明るく若々しい方向にスタイリングしてみてください。

初めて目にした、新しい留袖もありました。
胸の家紋の周りに柄が!

叙勲の際にレンタルされる方からのご要望で取り揃え始めたタイプだそうなのですが、
新郎新婦のお姉様や若いおば様、レストランウェディングで少しカジュアルダウンしたい方におすすめしているそう。
こうなると黒い訪問着のように着られますね。
好みもあるでしょうが、より華やかな装いにした方にはいいかもしれません。
時代の変化だねぇ、とスタイリストさんと盛り上がりました。

”Wedding Dictionary”も参考になさってください。
両親の服装の選び方
和装編
http://prima-wedding.com/dictionary/parentsdressing-kimono/
洋装編
http://prima-wedding.com/dictionary/parentsdressing-western/


Megumi-Shimizu
Writer: 清水 恩


結婚式は夫婦の人生の拠り所
ふたりの新たな価値観を表現
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