West meets East, East meets West – Akiko & Ken

Theme

West meets East, East meets West

Concept

異なる国で育ったふたりが1つの家族になる。
西洋が日本と、日本が西洋と。
それぞれの家族、友人、育ってきた文化が
クロスオーバーする1日。

Story

カナダで育った新郎と、日本で育った新婦のそれぞれのゲストがそれぞれの文化と出会い、楽しめるウェディングにしたい。
カナダのウェディングの伝統や習慣をベースに、日本のよきおもてなしの文化を感じてもらうパーティに。


プリーマ ウェディングの原点とも言えるウェディングを、ナビゲーター・清水がご紹介します。
2003年に出会ったKenさんと亜貴子さんは、前職のプロデュース会社のお客様。
フリーでウェディングプロデュースをするきっかけになったのがこのおふたりとの出会いにあります。
カナダ流と日本流、それぞれの結婚式の習慣やしきたりをMIXしたウェディングでした。

Ceremony

挙式は、ご友人が神父をつとめる上智大学内のクルトゥルハイム教会で。

ご新郎のKenさんは感動で泣きっぱなしだったよう。

カナダのしきたりに則って、Best man、Grooms Man、Bridesmaidsも立てられました。

ファーストミートだったので、挙式後に記念撮影を。

Reception

West meets East, East meets Westというテーマは、初回の打合せの際にKenさんが考えていらしたもの。
結婚というふたりのつながりによって、日本国内から、海外から来てくださる全てのゲストに楽しんでもらうために、
このテーマを軸に、たくさん意見を出し合いながら打合せを進めていきました。

披露宴は2フロアからなるイベントスペースで。
大きならせん階段の下に日本庭園を思わせるコーナーをつくりました。

メインテーブルはおふたりだけのものにせず、Bestmanたちとファミリーのテーブルに。
これもカナダ流ですね。

海外では、乾杯のスピーチと発声は、ご新郎の紹介も兼ねてBestmanが行います。
学生時代からのエピソードを交えて、Kenさんがどんなにいい人かを力説!
笑いと涙のスピーチをしてくださいました。

そして乾杯のときもちょっと違いが。
カナダでは乾杯を受けるおふたりは着席したままなんですって。

食事の進行に合わせたプログラムは日本のものをベースにし、
イベントはカナダのものを盛り込んで、披露宴は進みました。

ケーキカットでは、秋らしさを演出してくれるようにチョコレートケーキを用意。

ペーパーアイテムはおふたりがWebで探した書道家の國分 佳代さんに依頼。
和紙のコラージュに味のある文字を乗せた、全て手作りのものでした。

フラワーにも和の趣を。
モス(苔)を敷き詰めたり、キャンドルに和紙をあしらって行灯風にしたり、
黒のアイアンの花器をベースに、季節感と外国人の目から見た日本を表現した空間にしました。

おふたりは打合せで既に多くのスタッフと仲良くなっていたので、
國分さんにこっそり依頼して、スタッフみんなからの寄せ書きをプレゼント。

デザートタイムには2Fにゲストを案内し、
ご友人の呈茶とともに、和洋折衷のデザートブッフェでおもてなし。

この間に1Fは次のパーティのセッティングに大急ぎでチェンジしていました。
この時間でお帰りになるゲストをおふたりが見送る間に、そのままパーティに残るゲストは1Fへ。

1Fのフロアの準備が整ったら、有志のゲストとともに新郎新婦がらせん階段を踊りながら入場。
このノリは、海外のパーティでないとなかなか見られないですよね。

このパーティで私に与えられた、一番の難問はこれ!

「芸者さんの踊りを披露してもらえないか?」というご新郎のリクエスト。
日本のゲストもほとんど見たことがないだろうから、きっと全員が楽しめるはず、という言葉に、
よし、探しましょう!と請け合ったものの、どこに頼めばきてもらえるのか???

ネットで検索して出てくるかなぁと思いつつ、たまたまHPを持っていたのが浅草の見番さんにヒット。
連絡してみたところ快く受けてくださったんです。
しきたりも知らない私たちにいろいろ教えてくださり、踊るのに適した場所ではないにも関わらず「何とかやりますよ」と素晴らしい舞台にしてくださった皆さんに感謝です。

芸者さんたちの踊りをきっかけに、新郎新婦のファーストダンスへ。

親御さんとのラストダンスのタイミングでゲストも加わってのダンスタイムに。
ご友人がDJをつとめてくれました。

パーティのラストはブーケトスとガータートス。
日本だと控えめにキャッチされるブーケも、海外の皆さんは積極的に力強くキャッチ!

「次の花婿」を決めるガータートスは、日本ではあまり見られないですよね。
ご新婦のスカートにご新郎が頭を突っ込んで、足にはめてあるガーターを口で外すのが本場の流儀なんだそうです。
口で外すなんてなかなか大変!
時間がかかっているご新郎を、ゲストが大いにはやし立てます。

日本では男性向けにはなしにしたり、ブロッコリートスなどにアレンジされていますが、
カナダ流を私も初めて知って、これは日本では難しいかもと納得でした。
ご親族のおじさまあたりがびっくりしてしまいますから(笑)

おふたりは書家の國分さんに結婚式のためのロゴを依頼して、招待状にもあしらいました。
日本酒のボトルには國分さんがおふたりの名前を漢字で書き、ロゴを焼き印で押した升でゲストに振舞いました。
Kenさんは韓国系なので、漢字のお名前も持っているんです。

おふたりがこの場所にたどり着くまでに紆余曲折あり、大変だったのだそう。
最初にお会いした際に伺ったのは、
「カナダで当たり前のウェディングをしたいと思っても、日本ではできない」
というお悩みの言葉でした。
そもそも、ウェディングプランナーを探そうと思っても、なかなかいない。
では会場を見学してみようかと思ったら、時間は2時間半以内、スタート時間は厳密に決まっている、など、
やりたいようにできない状況に直面して、再度プランナーを探してみようと思ってたどり着いたのが、
私が当時担当していた、自社のいろいろな会場をお客さまのご希望に合わせてご紹介し、プロデュースするという部署だったのです。

「カナダでは挙式をしたら一度家に帰って、夜また集まってパーティをする。
夜中、いや夜更けまで残れる人は残ってパーティをするんだよ。
だから、そんなウェディングにできたらいいなと思ったんだけど……。」

なるほど、日本の2部制とはまた違う、ずっとゲストと一緒に過ごす感覚のパーティだと、
日本のスタンダードなウェディングの枠では難しいなと思いました。
ご親族の多くは途中で帰るけれど、休憩のような時間を挟んでしまうのは違う、ということだったので。
いろいろ考えて、夜更けまではさすがに難しいけれど、2フロアあって、途中でゲストに移動してもらう形にすれば、
セッティングも変えられるのでイメージに近くなるのでは?とご提案して、Carato71に決まったというわけです。

13年たった今でも、お付き合いを続けていただいていて、
最初のサイトを立ち上げたときから、お写真はお借りしていたのですが、
いつかウェディングの中身もご紹介したいなと思い続けて、やっと実現しました。

今のスタイルで仕事をするきっかけと、貴重な経験をたくさんさせてくださったおふたり。
私にとってはまさに「原点」です。
これからもどうぞよろしくお願いします!


The Day

Oct. 25, 2003

Location

クルトゥルハイム教会(東京・四ツ谷)
Carato71(東京・代官山)

Style

Ceremony:キリスト教式
Reception:着席コース⇒立食ブッフェ
(2部制)

Producer

清水 恩



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