「聖地」で叶えたスタジアム ウェディング – Naoko & Taku
Theme
「聖地」で叶えたスタジアム ウェディング
Concept
みんなのパワーをここに結集!
大好きなサッカーの「聖地」を舞台に、友人や家族のサポートで叶えるスペシャルな1日。
Story
結婚式をするなら他にはないものを……と目指したのは国立競技場でのサッカー尽くしなウェディング。
プロフェッショナルな友人、そして家族や周囲のバックアップによって、手作りとアイディアたっぷり、そして、出席する全てのゲストが肩肘張らずに楽しく参加できる結婚式に。
大のサッカーファンである拓さんと菜穂子さん。
サッカー場で結婚式ができないかと調べて、ここならできる!とたどり着いたのは「聖地」と呼ばれる国立競技場でした。
ご親族やご上司などをお呼びしてのお披露目の時間をまず行い、挙式を間に挟んで、ご友人とのカジュアルなパーティーを行うという、アレンジ型の2部制のウエディングです。
Reception 1
まずはご親族やご上司をお呼びしてのお披露目の会食会から。
国立競技場の貴賓室やラウンジを利用して行いました。
お披露目の会食では和装をお召しになったおふたり。
菜穂子さんのお知り合いの美容師さんが、ご新婦ご自身の髪で見事に島田髷を結いあげてくださいました。
ブーケはもちろんボールブーケです。
ご会食前にはご親族紹介を。
VIPの方のための「貴賓室」を使い、フォーマルな雰囲気の中で行いました。
ご会食はサッカー少年少女が練習に持っていく、お母さんの愛情たっぷりのお弁当をイメージして作り上げた「特製サッカー弁当」でおもてなし。
サッカーのプレー人数にちなんだ11品のお弁当は、おふたりが出会ったイギリスの名物やサッカーボール型のおにぎり、両家のお母さまの得意料理など、1品1品にエピソードが。
お弁当の他にブッフェもご用意。
おふたりの思い出の地、スペイン名物のピンチョスを模したおつまみ風。
“Something Blue”にちなんだ青いビールは、蔵元から直接取り寄せたもの。
ご列席の皆さまへのギフトはサッカーグッズ。
お好きなものを選んで持ち帰っていただきました。
これは何だろう?と、ゲストの皆様も楽しそうにチョイスされていました。
それぞれのグッズの解説資料を手作りで作成し、1点1点に同封する丁寧さ。
サッカー好きでなくても嬉しくなるおもてなしですね。
Ceremony
挙式は洋装にチェンジ。
お着替えが早々に完了したご新郎は、選手しか入れないバックスペースでご満悦♪
挙式の前に、国立競技場の歴史をまとめた映像をオーロラビジョンで上映。
スタンバイ中のおふたりはゲストの皆さまの様子を観察しながら入場を待ちます。
選手紹介のようにビジョンで新郎新婦の紹介をしたら、いよいよご入場です!
オリジナルのマークを刻印したマリッジリングを交換。
ご新郎のお友達のジュエリーデザイナーさんによるものです。
木製のサッカーボールにおふたり、そして、ご両家のご両親が証人としてサインをして皆さまにご披露。
挙式の進行は、菜穂子さんのお兄さま、そして実のお兄さまのような間柄の従兄さま。家族ぐるみでサッカーファンだそうで、この日にぴったりのユニフォーム姿!
そして、お友達からはお祝いの演奏も。
挙式後は、ご参列の方全員と記念撮影です。
浦和レッズのファンである菜穂子さんのお仲間も大勢いらっしゃって、大きなフラッグが青空にはためきました。
サッカーファンの周りには、当然ながらサッカーファンが多くいらっしゃいます。
おふたりだけでなく、サッカー好きなゲストにとってもここは「聖地」。
記念撮影をする、なぜかトラックを走る……大いにはしゃぐ大人のゲストの皆さんの様子が印象的でした。
私も音響や映像の調整室に行ったときに妙にワクワクしましたから、その気持ちはよくわかります。
挙式の後は、フィールドを使ってのレクリエーション。
ご新郎のいでたちは……あれ?ガンバ大阪のユニフォーム!?
ご新婦の周囲の方々には同じレッズファンと言ったまま、真実を言えずにここまできてしまったそうで、この場でやっとカミングアウト。
青いユニフォーム姿に敬意を込めたブーイングをもらった上に、ご新婦からはレッドカードがお見舞いされました(笑)
レクリエーションは新郎チーム、新婦チームによるPK戦と、トラックでのドリブルリレー。
PK戦には新婦のお父様もユニフォーム姿でご参加。
こんな風景をTVなどで一度は目にしたことがあるのでは?
ここは優勝チームが、いつもこんな風にトロフィーを掲げている場所です。
ちびっこたちがその様子を再現してくれました。
ほとんどのアイテムが手作りでしたが、特に時間がかかったのはパス型のメッセージカードだったそう。
ゲスト1人ひとりに受付で配布しました。
私も朝これをおふたりからいただいて、スイッチが入りました。
前日の夜、日付が変わった(当日になった)瞬間まで電話でお話していたんです。
明日は朝早いからちゃんと寝てください、0:00まででお電話も締切り!!と、
私からリミットを決めてお伝えしたくらい、おふたりは本当にギリギリまでゲストのことを考えてご準備を頑張っていました。
ご家族も準備にご参加。
こちらはご新婦お母様が得意の刺繍でつくりあげたウェルカムボードです。
おふたりに縁のあるモチーフが散りばめられていますね。
Reception 2
国立競技場での挙式の後は、近くのレストランに移動して、ご友人中心の披露パーティ。
会場内にはサッカーコーナーも設けられ、プレゼントとしてご新郎がお仕事で携わった雑誌なども用意されました。
ご新郎が前夜まで「どうしよう!」と迷っていらしたのがブーケトス。
ブーケトスは通常未婚女性が対象、でもなるべく多くの方に楽しんでいただきたい、と日付けが変わるギリギリまでお電話でお話しました。
結果、4つの花束を1つにまとめたブーケを、既婚・未婚に関係なくトスすることに。
ゲストにどうしたら楽しんでいただけるか……おふたりの強い想いがここにも凝縮されていたんです。
実は、このおふたりのプロデュースをお受けしたのは挙式のわずか2週間前。
元々おふたりが依頼されていたプロデュース会社の担当者の都合で、
急遽その会社から私に依頼があり、担当をバトンタッチしたのです。
初めてのお打合せで進捗などいろいろと確認をさせていただくと、おふたりが着々と準備を進められて問題なさそうで、少しホッとしました。
お弁当をはじめ実にアイディア豊富で、ご友人やご家族による協力や手作りが盛りだくさん!
私は会場との打合せやおふたりのアイディアの組み立てのサポートなど、プランナーが担うべき仕事の詰めの詰めを担当させていただいた感じです。
当日は経験豊富な仲間のプランナー陣がスニーカー着用で参加してくれ、広いフィールドでの挙式も万全の体制で臨めました。
国立競技場は2020年の東京五輪に向けて建て替え中。
建て替え前に、サッカー観戦をご一緒させていただいたのも嬉しい思い出であり、貴重な経験になりました。
拓さん、菜穂子さん、いつまでもお幸せに!
これからもよろしくお願いいたします。
Message from Bride & Groom
今回、本当に悔いなく当日を最高の形で終えることが出来たのは清水さんのおかげだと思っていますので、心から感謝しています。
また、雑誌にまで取り上げていただくきっかけも頂き、一生の想い出になりました。
各分野の最適なエキスパートを人選していただきましたが、これは私達では到底できないことです。
また、ウェディングの「くずしていいところ」と「くずしてはいけないところ」を明確にお教えいただきました。
私達の希望に沿うように色々とお教えいただき、導いて頂けたと思います。
これからも個人的な関係として末永いお付き合いを宜しくお願いします。
ありがとうございました。
Location
国立競技場(東京・千駄ヶ谷)
TO THE HERBS 外苑店(東京・北青山)
Style
Ceremony:人前式
Reception:着席銘々料理⇒着席ブッフェ
(2部制)
Producer
Support
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