Q. 親と意見が合わない!上手な解決方法は?

A. 親御さんの意見を把握した上で自分たちの考えを伝えましょう。
世代間で感覚が違うのは当たり前、丁寧に伝えることが大切です。

1. 親御さんの意見をひと通り聞く

自分の子の結婚式が気にならない親御さんはいません。心配が嵩じて意見する例がほとんど。まずは親御さんの意見を聞いてみましょう。

親世代にとって結婚式の重みは子世代の比ではないんです。また、親世代の結婚式は親の意見が強くて、やりたいことを諦めた経験を持つ方もたくさんいらっしゃいます。だから、子どもたちの結婚式に自分の夢を重ねて、熱くなってしまうことも。そんな背景を理解して話をすると、冷静に聞けると思います。

親御さんの意見はしっかり聞く。しかし、意見をそのまま受け入れろ、ということではありません。

2. 自分たちの希望を順を追って伝える

そもそも親御さんは、今の結婚式のスタイルを知らないかもしれません。ウェディングの仕事も20年を超えると、まさに親世代から子世代にわたる結婚式の変遷に立ち会ってきたことになりますが、実際に結婚観や結婚式のスタイルは大きく変化しています。世代で結婚式の”普通”が違うんです。

ですから、ふたりのやりたいことをただ伝えただけでは呑み込めないこともあるはずです。どんな理由でそうしたいのか、順を追って説明すること。形は変わっても、そこに込められた想いは昔と変わらないものも多いので、意外とすんなり受け入れてくれるかもしれませんよ。

希望を伝えることは、ふたりがやりたい結婚式を承認してもらうためのプレゼンテーションのようなものです。自分たちの目線だけで承認が難しそうなら次の方法も。

3. プランナーの言葉として伝える

親子だからこそ、お互い冷静に話をすることが難しい場合もあります。ふたりのやりたいことを冷静に聞いてもらえない場合は、第三者の言葉として伝えるのもひとつの方法です。

私がよくお客様にお伝えするのは、親御さんにはこまめに進捗を報告を。そして、伝えるのが難しいときは「プランナーがこう言っていた」とうまく利用して、ということです。今はそういう形も普通なんだと安心していただけることが多いからです。


おふたりが結婚式の準備を楽しくできることが最も大切ですが、そのためにも親御さんに安心してもらいましょう。ふたりにまかせるよ、という親御さんでも節目毎に進捗を報告して。親子間でコミュニケーションが足りないと、親御さんはどんどん不安になってしまいます。ちょっとギクシャクしているな、と感じたらよく話し合ってみてください。

せっかくの家族のお祝いごとなので、お互いに後悔のないように準備を進めてくださいね。

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