ウェディング会場の種類（１）ホテル、専門式場

古くからウェディングを取り扱っているのがホテルや専門式場です。
年齢を問わず結婚式の会場として思い浮かぶ場所ではないでしょうか。

挙式

キリスト教式、人前式、神前式と、様々な挙式スタイルから選択できます。
大規模な会場の場合、イメージの異なる複数のチャペルや神殿を有していることもあります。

披露宴

複数のバンケット（宴会場）を有する会場が多く、部屋毎にイメージを変えてコーディネートされていることが多く、好みの雰囲気に合わせてセレクトできます。
10名程度の少人数の会食から、数百人の大人数の披露宴まで幅広く対応しています。

ただし、好きなバンケットを無条件で使えるわけではありません。バンケットの収容人数に合わせて下限の人数を設けていることも多く、好みの部屋だとしても使えない可能性もあります。
また、複数の挙式・披露宴会場を持ち、並行して複数の結婚式を扱うことから、スムーズな実施ができるよう使用時間は厳密に設定されています。
そのため、挙式や披露宴のスタート時間は変更できないことが多く、楽器演奏など、一部の演出が行えないなど制限もあるので注意が必要です。

料理、飲物

料理のジャンルは複数用意され、洋食、中華、和食に加えて折衷料理などもあります。ウェディング全体のイメージやゲストの顔ぶれに合わせて選ぶことができます。

その他設備

親族や来賓の控室、クローク、更衣室はほとんどの会場に備わっています。
会場内にはラウンジやカフェなどもあるので、控室のオープン前に到着したゲストも館内のどこかで待つことができます。
ホテルであれば宿泊もできるので、遠方からのゲストの宿泊が必要な場合は移動も少なくて喜ばれるでしょう。

また、美容室や衣裳室、フローリストが会場内に店舗を構えているケースが多いので、館内で全ての準備ができます。
できるだけ効率よく準備を進めたい新郎新婦には特におすすめです。

サービス

歴史のある会場はもちろん、全般的にフォーマルでクオリティの高いサービスが受けられます。
定番化したプログラムや装飾の結婚式を行う印象が強いかもしれませんが、最近はオリジナリティのある提案にも力を入れる会場が増えており、新郎新婦の希望を叶えるためにイレギュラーな要望に対応しようとする会場が増えています。
披露宴、特に大規模な宴席の経験が豊富なので、ゲストに会社の上司や恩師など目上の方が多い場合には安心な会場といえるでしょう。