フォーマルな場面での相手の呼び方|手紙やスピーチの言葉➁

フランクな会話ができる場面で、相手のことを「旦那」「嫁」と呼ぶ方も多いと思います。
これはスラングともいえる、一般にはくだけた呼び方。
ではフォーマルな場面ではどうするべきなのでしょうか?

基本は「夫」「妻」

最もベーシックで無難でもあるのが「夫」「妻」です。
法律上も使用されている言葉ですし、フォーマルな場面にふさわしいものといえるでしょう。

「主人」「家内」も特に目上の方との会話でよく使われる言葉ですよね。
最近は上下関係を想起させるとして避ける方も増えているので、逆に他の場面ではなかなか使うことがないかもしれません。
結婚したからこそ使ってみたい!という方は、披露宴のスピーチなどにうってつけだと思います。

名前や三人称ならよりフラットな印象に

本来は「夫」「妻」に上下の差はないのですが、ちょっと抵抗を感じる方もいるようです。
それなら相手の名前を呼ぶのも1つの方法です。

ゲストに対して話す際には敬称である「さん」は付けませんが、相手の関係者に対しては「さん」付けにしましょう。
「ちゃん」「くん」はフォーマルな場面では避けるのが基本です。

三人称である「彼」「彼女」もフラットな印象になるはず。
最初は名前や「夫」「妻」で呼び、それ以降「彼」「彼女」を使うのがおすすめです。

目上の方には常にフォーマルに、近しい方にはフランクな呼び方でOK

歓談中など、通常の会話においては堅苦しく考える必要はありません。
特に友人や親族など、近しい関係の方には「旦那」「嫁」などフランクな呼び方でもいいと思います。

ただし、目上の方には常にきちんとした話し方にしたいもの。
フォーマルな呼び方を心がけましょう。

よりベーシックな言葉を選べば間違いなし

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