結婚式の費用 見積書の見方と用語解説[料理・飲物・会場編]

結婚式の見積書は会場によってフォーマットが異なるため、複雑に感じる方も多いと思います。
また、書き方もそれぞれで違うため、会場それぞれの違いが見分けにくいかもしれません。
基本的な用語について知り、適切に読み解けるようにしておきましょう。

まずは、料理・飲物・会場編です。

料理

宴席の料理は、コース料理とブッフェ料理に大きく分けることができます。
コース料理の場合は飲物の料金は別にしているのが一般的ですが、ブッフェ料理の場合はフリードリンクが含まれることもあります。

子ども用の料理や食事制限のあるゲストのための特別メニューは、会場によって条件が様々です。
アレルギー対応はほとんどが対応可能ですが、間違いを防ぐために決まったメニューに限って提供している会場もあります。

飲物

利便性から、飲み放題のフリードリンクのコースが設定され、それを利用するのが大多数ですが、オーダーされた飲物とその杯数で事後精算するカウント制を使える場合もあります。
大人数なら、予想以上に費用がかかることがないフリードリンクがおすすめですが、少人数の場合で、ゲストがそれほど酒量の多くない顔ぶれならカウント制のほうがいいでしょう。

フリードリンク

フリードリンクの場合、プランの中にどんなドリンクが含まれているのか確認を。
乾杯用のシャンパンやスパークリングワインが含まれているもの、別料金のもの、含まれていてもそれが1杯だけだったり飲み放題だったり、設定は会場によって様々です。

銘柄指定

仕事の関係などで、飲料メーカーの指定をしたいこともあるでしょう。
銘柄指定は大概のところで可能ですが、ビールなど種類限定という場合もあります。
また、追加料金が必要な会場もあるので、指定可能な範囲を確認しておきましょう。

ウェディングケーキ、樽酒(鏡開き)

ウェディングケーキ

ウェディングケーキは、カットして後で食べることのできるフレッシュケーキとカット用のイミテーションケーキに大別できます。
食べられるケーキは飲食費の扱いに、カット用のケーキは演出費の扱いになる会場もあります。

樽酒

樽酒は鏡開きで使用するだけでなく、ゲストに振る舞われます。
一斗以上のお酒は呑み切るほうが大変なので、余った分はゲストが持ち帰りできるようにしてくれる会場も。

一合升は別途費用が掛かることがほとんど、必要であれば最初から金額に入れてもらいましょう。

消費税率

披露宴の食事は外食に当たるので、軽減税率の対象外です。

持込み

料理や飲物の持込みは、衛生上の問題で基本的に不可です。
会場で手配するのが難しい特別なお酒などは、持込みが可能な場合もあります。
ただし、グラス使用やサービスにかかる手数料として持込み料がかかるのが一般的です。

また、食べない前提であれば、ウェディングケーキの持込みを許可される例はあります。
セッティングやカット用のナイフの準備など、別途手数料がかかると考えておきましょう。

自宅やフリースペースでのウェディングの場合は自分で用意することになるので、自ら調理して提供することも可能ですが、衛生管理の行き届いたケータリング会社や仕出し店を使ったほうが安心でしょう。

会場費・会場使用料

披露宴会場や控室など、部屋やスペースの使用料です。

※挙式会場の使用料は挙式料に含まれることが多いので、ここでは省きます。

披露宴会場

使用時間は、2.5時間で設定されているのが一般的ですが、異なる場合もあるので確認を。
純粋に開会から閉会までを2.5時間とするところが大多数なのですが、2.5時間で閉宴し、完全にゲストが会場を出た状況にする設定のところも稀にあります。
その場合は披露宴時間は実質2時間程度になります。

延長料を設定し、あらかじめ時間を延ばせる会場もあるりますが、時間枠によっては延長自体が不可の場合もあります。
また、当日お客様都合で延長した場合にも追加請求が発生することもあります。(料理の遅れなど会場都合を除く)
規約に延長料の条項がある会場では、どんな場合に対象になるのかを事前に確認しておきましょう。

控室

親族や来賓、新郎新婦の控室は、全体の会場費に含まれる場合と、別料金として計上される場合があります。
親族控室は、部屋の数と、使用可能な時間について確認しましょう。
親族の到着が早すぎる場合、控室にすぐ入れないということはよくあります。
また、各控室での飲物の提供についても合わせて確認しておきましょう。

席料・リネン代

会場によって呼び名や費用のかかり方が様々なのがこのアイテムです。

座席のセッティングやリネン類の費用を1名あたりの料金で「席料」などの名称で計上する会場もあります。
その場合は、テーブルクロス、ナフキンなど、最低限のアイテムが含まれます。

テーブルクロスやナフキンの色柄を選べる会場の場合、席料ではなくリネン代として料金を計上するところも多いです。
白など基本の色なら無料で、他のものを使用したい場合は有料など、その会場の料金設定やアイテムの内容を確認しておきましょう。

サービス料

料理、飲物、会場費は、サービス料の対象になることがほとんどです。
サービス料は、文字通りサービスのための費用で、主にサービススタッフの人件費に充てられています。

サービス料の料率は10%が一般的ですが、15%など料率を上げている会場もあります。
税金とは異なり、特に定められた料率があるものではないので、設定は会場の自由です。
料率の高い会場は、サービスに自信を持っているとも考えられますが、もし支払う価値を感じない場合は、納得するまで確認するなり、避けるなりしておくのがいいでしょう。

また、サービス料は何に対して掛けるかも会場や企業の自由です。
どのアイテムがサービス料の対象になっているか、それが適切だと思えるかを判断することも大切です。

料率や対象アイテムの設定からは、会場の方針や質が感じ取れます。
例えば、装花にサービス料を掛けている会場の場合。
一般的には装花の料金にはデザイン料やセッティング料などが含まれているものなのですが、サービス料を課すということは、何か特別なプロセスや人件費がかかるサービスを行っているのかもしれません。
一概に不要とは言えないものの、疑問も生じるところなので、なぜサービス料が必要なのか、それが納得できるだけのサービスが行われているのかを確認し、見極めることも必要でしょう。

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