ウェディングケーキの予算と打ち合わせ

結婚式場でもオリジナリティあるウェディングケーキのオーダーが可能になってきました。
それによりちょっと複雑になる予算や打ち合わせのしかたについて解説します。

ウェディングケーキの予算

フレッシュケーキの価格設定は1名あたりの単価が決められていることが多く、人数×1名単価で計算されます。
ベースになる値段は1段のフルーツを乗せたベーシックなケーキ。
段数、使用するフルーツや装飾など、内容によって金額がプラスされます。

少人数ウェディングの注意点

少人数の場合は計算方法が変わることがあります。
人数×1名単価が会場で決められた最低単価を下回る場合は、最低単価が必要になります。
ウェディングケーキの形にするためにはある程度の大きさが必要。
基本料金だとどうしても小さなケーキになるので、大きなものや段重ねのケーキにしたい場合は人数分以上の金額が必要になるわけです。
事前に詳しいルールを聞いておきましょう。

イミテーションケーキは演出の区分

イミテーションケーキは演出アイテムとして扱われます。
サイズが大きいため披露宴の最初からおひらきまでずっと会場にセットされた状態になります。
会場のイメージにも影響を与えるので、興味があれば早めにデザインや大きさを確認しておくのがおすすめです。

前述したように、少人数の場合は人数分以上のケーキにしないと一般的なホールケーキ程度の小さなものになってしまいます。
クレイケーキやシュガーケーキなどをカットのために用意するのも1つの方法。
フードロスも防げて、見映えとエコを両立できます。

打ち合わせのしかた

ウェディングケーキの打ち合わせは、プランナーとサンプル写真などを見ながらイメージを話し合い、後日見積りが出されるのが一般的。
会場の設備や技術によってできることは異なるので、まずは写真などでイメージや希望を伝えて確認するのがいいでしょう。
パティシエと直接打ち合わせを行って、デザイン画を描いて見積と一緒に提示してくれる会場もあります。

初期見積では1段のシンプルなケーキの金額しか入っていないケースが多いので、段重ねやデザイン性の高いケーキにしたい場合は金額について早めに確認しておき、希望に近い金額を入れて計算しておくのがおすすめです。

フレッシュケーキはその場で食べるものですから、衛生上の観点から持ち込めない会場がほとんど。
しかし、その場で食べず、カットだけに使うならOKという会場もあります。
ケーキを友人知人に作ってもらいたい場合などは、しっかり条件を確認してから依頼しましょう。
また、食品以外で衛生上問題がなければ、自分たちで用意したものをケーキに飾れる場合も。
海外では一般的なウェディング用のケーキトップやオーナメントなども大いに活用して、自分たちらしいケーキに仕上げてください。

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