家族にもいい思い出に!ウェディング前撮り参加のポイント

最近、お嬢さんがご結婚され、前撮りをしたという知人に質問されました。
「なるべく邪魔にならないように私もスマホで撮っていたんだけど、撮ってもよかったのかな?」

もちろん!
大切なお子さんの結婚写真ですから、親御さんも大いに撮影して、楽しんでほしいもの。
撮影する様子や、カメラマンとは違う角度など、舞台裏のような写真が残せるのがいいところです。
私もよく、ディレクションの合間に撮っておいて、ご新郎ご新婦にシェアします。

撮影NGなら止められるし、撮ってよければお母様もどうぞと促されるはず。
お客様がそこまで気を使わなくていいんですよー、と伝えましたが、さらに当日の様子を聞いてみたところ、当日のカメラマンやスタッフからは説明もなくて不安だったらしいのです。

注意点を事前に頭に入れて撮影に参加できれば、遠慮なく楽しめますよね。
ご家族が撮影に立ち会う際のポイントは以下の2つです。

1. 同時に撮るならフラッシュをOffに

プロは光の角度や量を計算して撮影しています。
小さな光だとしても、他の光が入ることで、それを崩してしまってはいけません。
カメラマンが撮影している間はフラッシュが点かないようにしましょう。
オフのしかたを忘れていて、知らずにフラッシュが点いて慌ててしまう親御さんも多いので、前日などに方法を確認しておくといいですよ。

自分だけの撮影の時はもちろんフラッシュOKです。
スタッフが「どうぞ撮ってください!」と時間を設けてくれるのを待つのが確実だし安心なので、撮影前に撮ってもいいタイミングを聞けば、いいところで教えてくれるはずですよ。

2. プロの撮影中は声掛けを控えめに

カメラマンもいい表情を引き出すために声を掛けますが、あちこちから声を掛けられると気が散ってしまう場合も。
撮影している間はちょっと声掛けを控えて、プロのほうを優先してあげてください。
あくまでもプロのカメラでの撮影がメインなので、撮影中はカメラ目線は我慢して、最高の写真になるようにご協力を。

撮影NGの場合もあるのでご注意

残念ながら、前撮り中は撮影NGとするスタジオや業者もあります。
基本料金が安く、1部~数部しかデータを納品しないプランの場合に多いのですが、そのようなプランでは、撮影は納品する以上に行い、オプションで販売しています。
自前のカメラで自由に撮られてしまうと、オプションの販売につながりにくくなるからです。

当日行ってみてから撮影NGだとわかってはがっかりしてしまいますよね。
申込む際にプランの内容や撮影ルールは説明されるはずなので、お子さんに事前聞いておくといいでしょう。


親御さんにとっても、子どもの成長と喜びを感じるウェディング撮影。
ぜひそこにも立ち会って、いい思い出になさってください。

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