ココ・ファーム・ワイナリー訪問記
こんにちは、ウェディングナビゲーターの清水です。
ゴールデンウィークの仕事の合間に、帰省してきました。
家族も揃ったので食事がてらどこか行こうということになり、前から行ってみたかった場所へ。
こちらは栃木県足利市にあるワイナリー。
(だから厳密には地元の隣町です)
「こころみ学園」という障害者支援施設の皆さんがブドウ栽培やワイン醸造を手掛けています。
急斜面に広がるブドウ畑。
お天気もよかったのでとても美しい眺め。
ヤギもいました。
のんびりマイペースに草を食んでいましたよ。
カフェはテラス席のみ、それほど待たずに座れました。
微炭酸の白ワイン「あわここ」と足利マール牛のカレー。
みずみずしいサラダもたっぷり、野菜もこころみ学園で作っているとのこと。
ケーキはレモンタルト、添えられていたレーズンも美味でお酒のお供にも最高。
味がしっかりしていたので、デザートワインと一緒にいただいてもいいはず。
連休中は「ヴィンヤード・ウィーク」を開催しているということで、賑やかでした。
マルシェ風にお花やアンティークグッズ、学園で作られた陶器などが販売されていたり、軽食と一緒に楽しめる試飲セットがあったり。
同じ市内の「あしかがフラワーパーク」も藤が盛りの時期なので、観光で遠くから来ている人も多いのでしょうか。
ちなみに、一番近くまで来ている公共交通機関はこのバス。
「アッシー」……ちょっとバブリーな響きですね(笑)
車社会の土地柄、公共交通機関が少なめ。
でも、自分で運転してくると飲めないので、バスかタクシー利用がベスト。
私がココ・ファームを知ったきっかけは、最初に働いた結婚式場でこちらのワインを引出物としてご紹介していたことなのですが、
当時は生産量も少なく、オーダーする際には在庫を確認していただいた上で発注していたものです。
現在では自家畑だけでなく北海道や山梨などの契約農家で採れたブドウも使って、ワインの種類も生産量も格段に増えているのですね。
外相夫人主催のパーティでスパークリングワインが採用されたり、国際線ファーストクラス等で提供されているそうです。
今年で開墾60周年だそうですが、一度も除草剤を撒かず、草はこころみ学園の生徒さんたちが取り除いているとか。
除草剤を一切撒かない葡萄畑には、いろいろな草花がしげってきます。そうすると、その草花にたくさんの虫が寄ってきます。たくさんの虫が寄ってくると、その虫を求めてたくさんの鳥たちがやってきます。そうするとまたその鳥を追い払うために、朝から晩までカンをたたくという仕事が必要になります。 こうして365日やってもやってもやり尽くせない仕事を用意することができました。
「葡萄畑について」
https://cocowine.com/vineyard_winery/vineyard_guide/
日々の管理は本当に大変だと思いますが、飲物としてこれほど安心な要素はありません。
ワインショップでワインはもちろん、ジャムやケーキなどの加工品、野菜も買えます。
オンラインでも買えるのでお土産は買いませんでしたが、調べたら近くの明治屋さんでも扱っているようです。
販売網もどんどん増えているんだなぁ。
公式サイトにワインのデータも詳しく載っていて、選ぶのも楽しそうです。
敷地内は外国のワイナリーのように雰囲気のいい造り。
ウェディングパーティもできると聞いていたので、ついつい、ここはこんな風に使えるなぁと考えながら敷地内を見てしまいました。
東京から2時間もあればこの自然を味わえて、足利市は観光ポイントもいくつかあるので、デスティネーション的にやってくるにも楽しい場所かと。
私もこの辺は土地勘もあるので、東京から足を延ばしてもいいなと思ってくださる方がいらっしゃればお手伝いできます。
もちろん、引出物はワインですね!
皆さんも機会があればぜひ!
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