ウェディングプランナーの本当の仕事は見えないところにある

こんにちは! ウェディング ナビゲーターの清水 恩です。

コーディネートとかプログラムとか、結婚式ってセルフ プロデュースできることが結構多いよね。
そう思っている花嫁さんも意外といらっしゃるのではないでしょうか。
今ならSNSなどでたくさんの情報を集められますし、自分の好みでそれを組み合わせていくのも楽しいですよね。

そういう時代でも私たちの仕事に意義を感じて依頼してくださる方がいるわけですが、その存在意義について掘り下げてみたいと思います。
ウェディング プランナーに何をしてほしいのか、あなたが求めていることも見えてくるかもしれません。

ウェディング プランナーの3つの仕事って?

そもそも、ウェディング プランナーの仕事とはどんなことでしょうか。

  1. スタイリング=アイテムの組み合わせについて提案、手配、管理をすること
  2. プログラミング=演出内容やスケジュールについて提案、手配、管理をすること
  3. ディレクション=挙式披露宴の実施をすること

ざっくりですが、これら3つの内容に分類できます。

1.2.のスタイリングやプログラミングについては、冒頭で書いたように、自分でできると感じる人も多い内容ですね。
SNSなどで発信されているのも、多くがこの2つに関する内容です。
花嫁さん自身、専門外のライター、プランナーではない関係者でも発信しやすい内容です。
いわば「目に見える仕事」といっていいでしょう。

3. のディレクションは、ホテルや結婚式場などの専門施設であれば、そちらのスタッフがやってくれます。
(思い描いた通りにできるかどうかについては別問題として)打合せで決めたとおりに実施をするのはどの会場でも可能です。
これについては、主役である新郎新婦が自ら行うことはできず、知識や技術も必要なことなので、自分でやるという人はほとんどいません。
また、必ずしもプランナーに依頼することかといえば、そうでもありません。
そもそも、担当プランナーが挙式や披露宴に立ち会わない会場は今でもたくさんありますし、私も内容の伝達さえしっかり行っていればディレクションは問題なくできると思っています。
(ウェディングを普段やっていないレストランなど、スタッフが不在の場合は私たちがその役目をしたり、専門スタッフを手配しています。)

プランナーの3つの仕事が新郎新婦自身や専門スタッフでもできるなら、何が私たちウェディング プランナーの存在意義なのか。
特にフリーランスの存在意義って何なのでしょうか。

プランナーの見えない仕事 ― 過ごしかたをつくること

私たちの仕事で最も大事なのは「過ごしかたをつくる」こと。
これが、プランナーとして最も大切で、知識や経験が生きる仕事だと私は考えています。
また、新郎新婦にもプランナー以外のスタッフにもできないことだと思っています。

前述の3つの仕事の全ての裏側に、この「目に見えない仕事」があるんですよ。
具体例を挙げてみましょう。

Ex.1 披露宴の受付

カンタンそうに見えて、結構考えるんです、受付だけでも。
どこに受付を設けるか、どんな人員が必要か、ここに看板を置けばよく見える、この導線なら混み合わずに済む、など。

一般的な流れだけならそれほどでもないですが、ゲストの写真を撮ったりメッセージを書いてもらったり、別のアクションが加わると人の動きが倍以上に増えます。
人の動きが増えれば漏れが生じたり、混乱したり、決めたことがうまくできない可能性も倍増します。
だから、そういうことがないように動きを整理したり、わかりやすくする必要が出てくるんです。
スムーズに、時間内で、ゲストに楽しく受付をしてもらえるように考えて準備します。

Ex.2 会場コーディネート

ウェディングのテーブルの花は、食事にふさわしく会話がしやすいものになるかどうかが重要。
どんなに見栄えがよくても、せっかく同じテーブルになった人と目も合わせられないような装花では会話は弾みませんからね。

今流行りのディスプレイ スペースなども、どこに飾ればより美しく、ゲストの目につきやすいか、ということを考えます。
広いスペースでも誰もその近くを通らない場所だったり、みんなが通る場所でも人垣ができて隠れてしまう場所だったりしたら意味はありません。

空間や導線など、デザイン以外の要素はプランナーが主体となってチェックすべきことです。
デザイン的な要素は、信頼できるお花屋さんならお客様のご希望を伝達しておけば全面的に任せても問題ない。
お花屋さんがわからないポイントを確認し、伝えて、理想のデザインをつくれるように動くのが、プランナーの仕事です。

以上、2つの事例を上げてみました。
「見えない仕事」と表現するくらいなので、説明するのは結構難しいな……。
でも、この仕事がなければ最悪はクレームにつながることもあるんです。
特にゲストからのクレームは、居心地の悪さに対して起こるもの。
そうならないように「過ごしかたをつくる」ことが大事なんです。

フリーランスをわざわざ雇う意義って?

基本的には、会場のプランナーも同じようにサポートをしてくれるはずですが、わざわざ別にフリーランスを雇う意義もちゃんとあります。
「過ごしかたをつくる」ことに関しては、会場のプランナーが持っていない情報を私たちが持っているからです。

フリーランスの強みは、その会場に対する固定概念がないこと、他会場での経験を転用できること。
だから、もっとこうしたほうがいい、というアイディアが出やすいんですね。
会場の状況によってできることとできないことはあっても、ベストな方法に向かって考え、交渉し、実現する。
外部だからこそ、そういう行動をしやすいんです。

プリーマ ウェディングのメンバーを雇う意義って?

実は、うちのプランナーの特長ってなんだろう、と改めて考えて、その答えとして浮かび上がったのがこの「見えない仕事」のこと。
知り合いのフリーランスのアシスタントや業務委託の仕事などで、他のプランナーの仕事ぶりを見ることもあるのですが、
そのおかげで、うちのプランナーはきちんと過ごしかたをつくれる人たちだ、と再認識できました。

進行表や当日のオペレーションを見ると、違いが実によくわかるんです。
書いてある情報、指示のしかたから、何を大事にしているかが見えてきますから。
私たちが一番大事と思っている「見えない仕事」は、全てのプランナーにとって大事ではない。
私たちにとっては当たり前の常識や仕事の精度が、当たり前ではないこともあるんだなと……。

年代も立場も違う人が集まる結婚式は、ゲストそれぞれの持つ状況や価値観を踏まえてプランニングする必要があります。
誰もが大事に考えるおもてなしの内容も、幅広い世代の常識やモラルを踏まえた上で、こうする!と選択して決めていくんです。
しかし、決めただけではうまく動きません。
お客様と決めたことがうまくいくように準備するのはプランナーの役目、いい時間を過ごしていただけるように「見えない仕事」を施します。

私たちには業務委託で出会うお客様もいらっしゃいます。
提携先の大事なお客様のプロデュースは、ある意味、直接のお客様以上の常識やモラルを携えて仕事に臨む必要があります。
それもあって、うちのメンバーは3年以上の企業プランナー経験と、常識と精度をきちんと持っているプランナーに限っています。

フリーランスのウェディング プランナーは個性派揃い。
スキルや経験値、得意分野や考え方もいろいろです。
依頼を考えている花嫁さんは、いいウェディング プランナーに出会いたいと思っていると思いますが、あなたがプランナーに求めることはなんでしょうか

もし、ここで述べた「見えない仕事=過ごしかたをつくること」を求めているなら、確実にその力を持っているウェディング プランナーを見極めて依頼しましょう。
できると言っていて、実際にはできないプランナーも結構いる。
でも、プリーマ ウェディングのプランナーなら確実です!と胸を張って公言できます。
ご新郎ご新婦のセルフ プロデュースに、私たちが「見えない仕事」をプラスして、よりクオリティを高めていくというスタイルの方も多いですよ。
プリーマ ウェディングのプランナーの存在意義、それを必要とするお客様に活用していただけたらと思います。

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