結婚式場探しのケーススタディ

結婚式について、お互いに意見を出し合って、内容が見えてきたらきっと冷静に会場の良しあしが判断できるはず。
さあ、会場探しをはじめましょう!

といっても、自分たちの理想とする結婚式には、どういった会場が最適なの?
いくつかのケースと考え方をお伝えします。

憧れの会場がある

まず、憧れの会場がある場合。
これはもうその会場に行ってみるしかないですよね。
招待人数と予算と時期、これを明確にして見学に行き、その会場でウェディングを実現することができるかどうかを検証しましょう。

挙式をするなら挙式会場も同様ですね。
会場内の神殿やチャペルなのか、一般の神社や教会なのか、披露宴会場以上に場所を選ぶポイントになります。

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叶えたい雰囲気がある

次に、雰囲気がポイントの場合。
この場合は、その会場の持つイメージが大きく関わってきます。

ホテル、式場、レストランなどには、お店のコンセプトが必ずあります。
スタイリッシュ、フェミニン、ナチュラル、シンプル、etc。
そしてそのコンセプトに合わせて商品やスタッフが揃えられています。

会場の持つイメージに注目しましょう。
当然ウェディングの内容も会場の雰囲気に合うものが得意なはず。
プランナーさんの提案する内容にも注目ですね。

実は、イメージを固定していない場所もあります。
「フリースペース」や「イベントホール」というカテゴリーです。
まったく会場に個性がない、というと語弊があるかもしれませんが、様々なイベントの会場として使うため、ニュートラルなイメージであることが多いです。
いろいろとチャレンジがしやすい場所であり、制限が少ないのでゼロから創っていくようなプロデュースが可能です。
音響や照明などが充実しているのも特長ですので、音、映像、演奏、ダンスなどのイベントを考えている方におすすめです。

気に入った会場と収容人数や予算が合わない場合

会場を選ぶ段階で、人数や予算に希望を阻まれることがあるかもしれません。
人数については、増やす、または減らすことはできそうですか?
もし人数がかなり多くて入らないという場合は「2部制」という形も考えられます。
列席者に合わせて内容を変えられるので、おふたりにとってもゲストにとってもプラスになることが多いスタイルです。

予算については、デリケートな問題ながら、とても大事な問題。
予算が厳しい方によくお話しするのが、各アイテムのどれをそのまま残すのか、そしてどれを削ってもよいのか。
妥協したくないものはしっかり予算を取るべきですが、そうではないものは予算を軽減させて、全体の予算を合わせていきます。

軽減させるアイテムは、手作りで頑張って節約するという方法もありますし、お得な価格のものを探すという選択もあります。
アイテムによっては持込み料の問題が出てくるかもしれませんが、それを支払っても節約になる商品もあるんです。
どうやっても無理!という場合に初めて妥協するようにしましょう。

会場探しに即決はNG!

だいぶザックリしたアドバイスですが、おふたりで決めたポイントだけはしっかりと頭に置いて会場を見て回ってください。
くれぐれも即決だけはしないように、大きなお金がかかり、初めて結婚式というものを手掛けるわけですから、その場ですぐに正しい判断ができるはずはありません。
判断力をつけるためにも、数か所見て回って、比較してみる必要があるんです。

100%理想と合致する会場なんてないので、どこかで無理したり、妥協したりということも出てくると思います。
すべての条件を満たせるという方は本当に幸せ。
でも、あきらめる必要はありません!
他に実現できる方法はないか、それも探ってみましょう。

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