打ち合わせには出てこないゲストのための準備

結婚式の準備というと、挙式や披露宴の準備だけがクローズアップされますが、そこに出てこない大事な準備があります。
特に家族や親族の方のための準備になることが多いですし、きっとゲストから質問されるはずなので心構えしておくといいですよ。

1. 交通手段

新幹線や飛行機を使う遠方の方がいらっしゃると、交通手段の手配について考える必要があります。
それぞれのお家の考え方や慣例によっても異なりますが、お車代を用意したり、チケットを取って送ったりすることも。

近距離に住む方でも、高齢の方や小さいお子さんがいるなどの理由で車で来たいと言われるかもしれません。
その場合、会場に駐車場がなければ、場所や費用の調査をしてお伝えすると親切ですね。
同じ地域からたくさんのゲストがいらっしゃるということで、観光バスを手配したケースもありました。

2. 宿泊

遠距離の方の場合は、前日や当日にホテルに泊まっていただくことも。
親族の宿泊先は、新郎新婦が用意するケースが多いようです。

ホテルで結婚式をするのであれば打ち合わせの中で宿泊手配の確認が行われますが、会場に宿泊施設がない、ホテルだが費用的に条件が合わないといった場合は別途自分たちで手配をすることになります。
1.の交通費と合わせて、宿泊と交通手段がパックになったプランでまとめて手配したケースもありました。

3. 衣裳・美容

特に女性のゲストは、着物の着付やヘアセットなど、支度の手配が必要になるかもしれません。
会場で手配できる場合は、リストアップして提出すれば手配してくれますが、提出期限もあるので早めに確認するようにしましょう。

ゲストの衣裳は、お手持ちのものや自身で手配したものを持ち込まれることが多いのですが、着物を一式持参するとなるとなかなかの大荷物になります。
事前に会場に郵送したいという希望も出るはずなので、どこにいつまでに送ればいいかなど、早めに調べてアナウンスしておけば万全です。


この3つのこと以外にも、ご親族に連絡しなければいけないことは結構たくさんあるんです。
連絡はぜひ親御さんにお願いしてみてください。
長年の親戚付き合いから、親族間の取り決めから、ご親族の行動パターンまでいろいろと把握されているでしょうし、同年代だからわかることもあるはず。

それから、これらの費用を自分たちで負担しようとすると、意外と大きな負担になります。
結婚式場の見積には載ってこない費用なので、事前に何にどれくらいかかるか算出しておき、見学の段階で見積にプラスして考えること。
後で気づいて予算オーバーにならないように、予算組みをしっかりしておきましょう。

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