結婚式の招待状 3つの方法とメリット・デメリット
[目次]
封書1択だった結婚式の招待状ですが、現在ではその方法がいろいろ考えられるようになっています。どんな方法があるのか、メリット・デメリットについて解説します。
1. 紙の招待状
招待状の基本形である紙の招待状。結婚式だけでなく、案内状は封書で送るのが最もフォーマルなスタイルです。
コンセプトやテーマに合わせてデザインを選ぶ準備も楽しいものです。
メリット
- 手元に残って記念にもなる
- 地図など情報がパッと見られる
- きちんとした印象がある
- 相手に合わせて情報を送れる
デメリット
- お金がかかる
- 住所がわからないと送れない
- 用意に時間がかかる
2. ネット招待状
利用者が増えて、日々便利になっているのがネット招待状。
欧米ではウェディングのサイトを作って招待状代わりにするのもポピュラーになっているのですが、それに近いシステムだと言えます。
手軽に利用できる点はもちろん、写真のシェアなど他の用途も兼ねられて人気が高まっています。
メリット
- 無料・または少額で使える
- 住所を知らなくても送れる
- スマホなどどこでも確認できる
デメリット
- 年配者がわかりにくい場合もある
- 見るのにインターネット環境が必要
- カジュアルに受け取られる場合がある
3. Eメール・メッセンジャーアプリ
とても手軽に送れて、現在では年齢層に関係なく利用されているのがメールやメッセンジャーアプリ。
情報を送るツールとしては不足するところはないかもしれません。
メリット
- お金がかからない
- 住所を知らなくても送れる
デメリット
- フォーマル感がない
- 見失われる可能性が高い
- アドレスがない人には送れない
ゲストの利便性や印象を選択の基準に
招待状はその形式によって結婚式の印象に影響を与えます。
もし、きちんとした結婚式だというイメージを伝えたいなら、やはり紙の招待状がベストです。
招待状をフォーマルな形で出すことで、会のイメージに重みが加わります。
古い話なのでちょっと方法は異なりますが、招待状を往復はがきで送ったために二次会と勘違いしたゲストが続出したウェディングを見たことがあります。ジーンズでやってきたゲストはバツの悪そうな表情をしていました。会費制だったり、レストランでのパーティだったりと、もちろん理由は招待状だけではないのでしょうが、もし封書の招待状を出していたら、ゲストはちょっと違う印象を持ったと思います。新郎新婦は”披露宴”のつもりで準備をしていたそうなので、ふさわしい方法を取るべきでした。ジーンズで来てしまった方も、きっと違う服装を選択したでしょう。
逆にカジュアルな印象を強くしたいなら、ネット招待状やメッセンジャーアプリのほうが気軽さを演出できますよね。
ゲストが友人のみなど、同世代ばかりの場合にもぴったりだと思います。
いつでもどこでも手元で情報を確認でき、シェアも簡単です。
相手によって紙やネットを使い分けるケースも増えているようですが、本来は全員に同じ形式で送るべきなので、それを理解した上で使い分けをしましょう。
間違いなく全員に同じ情報を伝えるためでもあります。
複数の方法を使って、万が一どちらかに間違いがあったら大変ですよね。
結婚式は全員一律の案内では済まないことの方が多いんです。
また、結婚式は全員一律の案内では済まないことの方が多いもの。
余計な情報をゲストに伝えないこともおもてなしとして大切なんです。
混乱するゲストが出ないように、必要な情報を確実に伝えられる方法を取り、どんな情報を招待状に書くかをよく考えなければいけません。
結婚式ではご親族の集合時間は他のゲストより早いのですが、ご親族の集合時間の情報は他のゲストには必要ないし、それも招待状に書いてしまってはとてもわかりにくい内容になりますよね。
紙の招待状では、一部のゲストに異なるお知らせをするために「ふせん」を使ってきたわけですが、伝える情報をコントロールするのにとても便利なシステムになっているんです。
実は、招待状で地図を送っている場合でも、会場に当日のアクセスや集合時間を確認する電話は一定数かかってきます。
慣れた人には便利なネット地図も、慣れない人にとっては情報がないに等しいものになってしまうかもしれないんです。
ネット環境がない方やご年配者にとっては、地図や時間を書いたものが手元にあると安心してもらえるはずですから、ネット招待状も送りつつ、情報を書き出したりプリントアウトしたりしてお渡しするなど、フォローをするのがおすすめです。
ゲストの利便性も、おもてなしの面でとても重要だということをぜひ頭に置いて、方法を検討しましょう。
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