カメラマンを持ち込むならロケハン必須!
SNS等で見つけたフォトグラファーやビデオグラファーに依頼する方が増えていると思います。
多くのウェディング会場に対しては「持ち込み」をする形になります。
あなたの依頼したいカメラマン、ロケハンには行ってくれますか?
もちろん!という感覚が普通かと思いきや、行かないのが基本というカメラマンもいるそうです。
いつも撮影している会場ならまだいいのですが、初めて訪問する会場にも行かないケースがあるとか。
金額を下げるために、交通費や人件費の削減のためにロケハンをしないこともあるようです。
ロケハンなしでよしとするのはそもそもプロとしてどうなのだろうと非常に疑問なのですが……。
確かに、文字通り「場所を見る」だけなら当日早めに会場に行ってロケハンするから大丈夫、という言い分もわからないではありません。
しかし、
- 会場担当者との顔合せ
- 導線の確認
これらもロケハンの重要な目的です。
プランナー側も、スムーズな進行をするために情報を得たい。
撮りたい写真についての情報も大切ですが、そのカメラマンの方の人となり(性格や技術など)も把握したいんです。
事前に情報をお伝えしておこうとか、ここで声を掛けておこうなど、会っていれば具体的に想定できる。
直接やり取りもできるようになるので、何かの時にもすぐに連絡できます。
また、当日はキャプテンを含むサービススタッフやアテンド、ヘアメイクなど、他にもたくさんのスタッフが一緒に仕事をするので、どんな方がそこに加わるのかちゃんと情報を共有したいんです。
会場プランナー時代に、事前にロケハンに来ず、当日の会場を確認するというお持ち込みがありました。
お客様には、事前にぜひ来ていただいてとお伝えしたのですが、断られたようで実現せず。
当日の準備中に確認していただくしかないものの、こちらもセッティングやご親族のケアなど様々やることがあり、対応できる時間も限られるので、充分な確認ができない可能性もあるわけです。
1日1件の、別のウェディングとのバッティングは起こりえない会場でしたが、大規模なウェディング会場だと、披露宴会場はともかく、挙式会場は複数の挙式が行われるのでロケハンの時間が取れないこともあるんです。
行き当りばったりな撮影では、どんなに優れたカメラマンでもポテンシャルが充分に発揮できないでしょう。
カメラマンを持ち込むなら、追加料金を支払ってもロケハンに行ってもらいましょう!
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