【新郎の心得】挙式や披露宴での立ち居振る舞いのコツ
[目次]
挙式や披露宴では新郎にも輝いてほしいシーンがたくさんあります。
また、こちらの記事でもお伝えした通り、新郎のエスコートが新婦をより輝かせることになるんです。
代表的な場面や演出における立ち居振る舞いのコツを、新郎にフォーカスしてみていきましょう。
挙式での立ち居振る舞い
ベールアップ
新婦の顔にかかっているベールの下の縁を軽く持ち、バンザイをするように持ち上げて、花嫁の頭の向こうに持っていくようにします。
その後、肩にかかったベールを肩の向こう側に持っていき、縁が折れ曲がっていたら軽く直してあげましょう。
ベールは繊細な素材なので、ゆっくりと優しく扱ってくださいね。
誓いのキス
新郎新婦の顔がゲストに見えるよう、顔の重ね方に気をつけましょう。
自分の顔がゲストのいるほうを向くのが正解です。
挙式のリハーサルの際にフォトグラファーからレクチャーがあるはずなので、それを忘れないように。
披露宴での立ち居振る舞い
ウエディングケーキ入刀
ケーキカットの瞬間を撮影しようと、フォトグラファーはもちろん、ゲストがたくさん近くにやってくるはずです。
全ての方がふたりの表情を撮影できるように、ふたりで顔の向きを揃えてそれぞれに笑顔を送りましょう。
ナイフの持ち方やカットの手順はその場でスタッフから説明されますが、基本的に新婦は手を添える程度、新郎がカットをするものと思っておくといいですよ。
ファーストバイト
ファーストバイトを行う場合、新郎が新婦に対して行う際にはスプーンからあふれないくらいの量にとどめておくのがおすすめ。
大きな口で食べるにしても、唇にクリームをつけずに食べられる程度にしておきましょう。
逆に、新郎に対しては食べきれない量をすくうケースが多いのですが、食べる際にはケーキやクリームを口に入れ損ねて衣裳を汚さないように気を付けて。
受け皿も用意されると思うので、その上で食べるようにするといいでしょう。
手紙朗読・花束贈呈
手紙の朗読では新婦が泣いてしまうことも多いので、新郎もポケットにハンカチを忘れずに。
新婦用のハンカチはアテンドが持っていて、新郎に渡せるように用意はしているはずですが、自分のポケットから取り出して渡してあげるほうがずっとスマートですよね。
ちなみに、新郎が涙を拭いてあげるより、新婦が自分で拭けるように渡すのがいいと思います。
というのも、新婦はメイクをしていますし、特に目元は繊細に仕上げられていて拭いてあげるのが難しい部分だからです。
もし涙を拭いてあげることになったら、実際には涙を「拭く」のではなく「押さえる」ようにするのがコツ。
優しいタッチがポイントです。
新郎がマイクを持ち、朗読する新婦に向けるスタイルを取っている会場もあります。
その場合は新婦のあごの辺りに置くようにすると、息の音も拾わず、ゲストから新婦の顔もよく見えますよ。
開宴・閉宴時の挨拶
新郎の見せ場であり、最も緊張するのは披露宴前後の挨拶かもしれません。
挨拶の際には堂々と、ゲストのお顔を見渡しながら、話しかけるように話すとより伝わりやすくなります。
内容は暗記できればベストですが、原稿を読み上げてももちろん大丈夫。
ただし、原稿に目を落としたまま読むのではなく、顔はなるべくゲストのほうを向いて。
特に大事な言葉の部分でゲストを見るようにしましょう。
原稿はシンプルな小さめの便箋など、広げた際にもコンパクトなものに書くのがおすすめです。
新婦の手紙朗読と同様に、マイクはあごの辺りに置きましょう。
閉宴時の挨拶では新郎が泣いてしまうことも。
ここでもポケットのハンカチが活躍しますから、新婦とお揃いなどで新しいハンカチを用意してみてくださいね。

ここで挙げたポイントは、ゲストがふたりにしっかり目を向ける場面であり、多くのゲストが写真を撮る場面でもあります。
事前におうちで予習しておくと、安心して臨めますよ。
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