提案できるプランナーを見極める方法

担当プランナーから提案がない、と嘆いているお客様は意外と多くいらっしゃるんです。
相談される私も身の引き締まる思いになるお悩みです。

提案しない(できない)プランナー 2つのタイプ

提案のないプランナーって、本当にいるんだろうか?
そう思いながらお客様のお話を聞いてみると、

  1. 提案を本当にしないプランナー
  2. 提案はするが希望からずれているプランナー

このどちらかに分類されるようです。

1. は、できないことがある場合「できません」だけで終了してしまうタイプ。
お客様の希望でも、実際にできないことは確かにあるんです。
でも、プランナーからの「そのままではできませんが、〇〇のような方法なら……」という提案を期待しますよね。

2. は、実は提案しているが、お客様に提案だと認識してもらえないタイプ。
あれこれたくさん提案をしている。なのに、それがお客様に響かない。
どんなに提案をされても、心に響く提案をもらえなければ「提案ゼロ」だと思ってしまいますよね。

プランナーの提案の理想形とは

そもそもプランナーの「提案」って、どうあるべきなのでしょう?

前述の通り、ゼロでもダメですが、100あればいいというものでもありません。
プランナーからの提案がたった1つだけでも、それがおふたりの希望にマッチすれば、充分に提案された!と思えるわけです。

提案を聞いて、おふたりが「それそれ!」と思える。
それが理想の提案です。

理想の提案ができるプランナーがしていること

提案を出す前に、おふたりの話を深く聞く。
それが、理想の提案ができるプランナーがしていることです。

話を聞く、ではありません。
話を深く聞く、です。

よほど古いつき合いがある間柄ならまだしも、初対面に近い相手から、何も聞かずにぴったりの答えを導き出すことはできません。
価値観の近いお客様であれば比較的早いとはいえ、それなりの対話が必要なんです。

話題を横に広げていくような話のしかたのプランナーや、
希望を一言聞いただけで、具体的な演出などの話をしはじめるプランナーは、理想の提案ができない可能性大です。

提案できないプランナーが担当だった場合の2つ選択肢

精神的な負担になることも多いので、あまり我慢するのも考えもの。
結婚式の準備は当日を楽しみにしながら進めていくべきもの、それが楽しく思えないようなら早めに対処しなければいけません。

別のプランナーを担当にするという方法を取るなら、

  1. 担当替えをしてもらう
  2. 外部のプランナー(フリープランナー)を頼る

この2つの選択肢が考えられます。

タイミングや会場側の状況、お客様の心情によってベストな選択肢は異なりますが、早い段階なら1.を、当日が近づいているなら2.をおすすめします。
会場にプランナーの変更を申し出るのは勇気も要ることなので、無理に担当替えをせずに、フリープランナーと会場プランナーのダブル担当の形で進めていく方法もあります。
プランナーの持込みがNGだったら、会場にはそれと伝えずに裏側で打合せをし、そこで決定した内容をお客様の希望として会場に伝える、という裏技も。
会場側に真っ正直にぶつかっていくことが全てではありません。
フリーウェディングプランナーも上手に活用してみてください。

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