コロナ禍でも安心して出席してもらえる招待状
[目次]
新型コロナウィルスの感染拡大で、出席を躊躇してしまうゲストが増えました。
不安を払拭し、出席を積極的に考えてもらうには招待状が肝心です。
1. 感染防止対策の内容を招待状で知らせる
会場でどんな対策を取っているのか、できるだけ具体的にお伝えしましょう。
マスクや手指消毒のお願いだけでなく、パーテーションやアルコールの設置、スタッフの対策など、全体的な対策を伝えることで、より安心してもらえるはずです。
会場で対策に関する資料を用意しているところも多いと思いますが、なければ自分で作って同封を。
感染対策を厳重にしている人もいれば、緩くていい人もいます。
行きたいけれど、仕事や体調など心配な点が多ければ欠席せざるを得ない人もいるでしょう。
イベントや施設などのWEBには感染防止対策の内容が必ず書かれていますが、詳しい対策がわかれば安心して行くことができますよね。
結婚式もそれと同じ、判断するのに困らないだけの情報をゲストに示してあげましょう。
2. 招待状の返信日を遅く設定する
招待状の返信日は通常1ヶ月前ですが、ギリギリまで遅く設定しましょう。
世の中の状況を見て出欠を判断したいという方も多いはずですが、期限を延ばすことで、より当日に近い時期の状況で判断してもらえます。
また、そこまでは前向きに考えやすくもなるはずです。
一般的な返信日が1ヶ月前に設定されているのは、席次表の印刷など、時間がかかる作業があるため。
料理や引出物など、他のアイテムの手配の締切りは2~1週間前であることがほとんどです。
返信日は1ヶ月前にしたとしても、「〇〇日までは変更できるので、もし何かあればお知らせください」と、変更可能だとお伝えすれば、ゲストもより安心できるのではないでしょうか。
準備は少々忙しくなりますが、段取りを上手にすれば負担はかなり減らせますよ。
招待状の持つ役割とは
招待状は「結婚式のお知らせ」と「出席のお願い」という2つの役割を持っています。
出欠は先に確認して、出席が決まった人に出すケースが増えていますが、本来は返信期限までに出欠を検討してもらうのが正解なんです。
欠席の連絡をもらうと落ち込んでしまいますよね、全員出席すると思って招待状を出したならなおさらです。
でも、コロナ禍でなくても、急な体調不良や仕事の関係で欠席に転じる方も一定数いらっしゃいます。
招待状の本来の役割を知ってもらえれば、落ち込みも少しは軽くなるのではないか、とも思うんです。
何かあったらすぐに連絡してもらえれば、アイテムの準備も効率よくできて、ふたりも助かります。
気配りのある内容にすれば、ゲストもふたりに負担を掛けないようにと思ってくださるはず。
相手にとってどんな情報が必要か、どう伝えたら安心してもらえるかを考えて、招待状を作ってみてください。
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