結婚式をつくるための2つの企画書

結婚式には、2つの大きな柱があります。
それはイメージと予算です。

よほどのお金持ちでない限り、いくらでも予算を使っていいです!ということにはならないので、
おふたりが持っているイメージを、おふたりが持っている予算でどうやって実現するかを考えることになります。
私たちは打合せの最初の段階で、2つの柱であるイメージと予算それぞれの「企画書」ともいうべきシートを作成します。
イメージの企画書は「プロットシート」、予算の企画書は「見積書」です。

企画書1:プロットシート

理想の結婚式を実現するために、どんなアイテムやサービスが必要なのか。
それを視覚化するのが「プロットシート」です。

カウンセリングでいろいろな角度からおふたりのご希望を伺って、
テーマとコンセプトを立て、挙式やパーティのスタイル、当日のスケジュールやプログラム、ドレスや装飾の方向性をまとめます。

企画書2:見積書

イメージを明確にし、方向性を定めて初めて、現実に近い見積りを作ることができます。
最低限の金額で作る見積なら漠然とした状態でも作れるのですが、現実的なものとなるとそうはいきません。

例えば、料理や飲物を重視したいなら、最初からコースのランクアップをしておく。
ドレスに妥協したくないなら、いいドレスが着られる金額を入れてしておく。
理想の会場のコーディネートを追求したいなら、フラワーなど装飾に関わる金額をアップしておく。
何にいくらかけるかは人それぞれ、ランクアップだけでなく節約するというものもあるでしょう。
おふたりのイメージに応じて、また優先順位も考えて、お持ちの予算で実現するにはどうするのがいいかをアドバイスしながら見積書を作成していきます。

会場はアイテムと同じ

あれ、じゃあ会場は?と思った方もいますよね。
会場探しは、見積書を作る段階で、極端に言えば、他の様々なアイテムと同じようなものとして考えます。
「プロットシート」で方向性が見えてきて、全体の予算も考えた後で、その2つの柱にはまる会場をリサーチするのが私たちのやり方です。

イメージと予算という2つの柱、そしてその企画をまとめることが、結婚式の準備の本当のスタートラインです。
意識して事前に話し合うだけでも、とても役に立つことだと思いますので、まずはそこから始めてみてくださいね。
コンセプト&テーマをつくるだけ、見学した会場の見積書の精査だけでもサポートできますので、ご興味があればお気軽にご連絡ください。

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