Q. 花嫁衣裳として自分の振袖を着てもいい?
[目次]
A. 晴れ着である振袖は結婚式にもふさわしい
親御さんの愛情がこもった最高の衣裳です!
小物や帯は花嫁用にしてみる
成人式のコーディネートそのままでも充分に美しいのですが、どうしても若々しさが強調されるものになりがち。
今の年齢に合わせて、小物を選びなおすことをおすすめしています。
また、成人式で身につけない花嫁の小物をプラスしても。
筥迫や房の付いた末広が、帯まわりを華やかにしてくれます。
懐剣は武家の女性の持ち物なので、振袖姿には必須ではありませんが、あるとその分華やかに。
帯は成人式のものをそのまま使ってほしい気持ちもあり、悩ましいところなのですが、帯が変わると印象もガラッと変わるんです。
花嫁用の帯をレンタルして、新しいコーディネートで花嫁になるのもおすすめです。
裾を引いて着るのは難しい
成人式の振袖を引き振袖のように裾を引いて着たい。
そんなご相談を受けることもありますが、そのままでは形状的に難しいのです。
裾の長さが足りないため、そして、裏地の処理が異なるためです。
また、引き振袖には「袘(ふき)」に綿が入っていますが、それもありません。
なくても着ること自体に支障はないのですが、あれがあることでおもり代わりになって、裾をきれいに引いて着られます。
振袖を仕立て直してお引きで着られないかと、更なるご相談を受けたこともあるのですが、そもそもお直しが難しいようでした。
本来の形をそのまま生かして、お端折りを取って着るのがいいようです。
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